おいしいコーヒーの選び方・入れ方
鮮度のよいものを豆のまま選ぼう!
コーヒーは焙煎した時から劣化、つまり、酸化が始まります。劣化が進むと変な酸味があるコーヒーになってしまうので、鮮度の良いものを選ぶことは重要です。
鮮度のよいコーヒーはよく膨らむので、膨らみ具合は鮮度の良い判断ポイントとなります。
焙煎後から劣化が始まるのですが、豆を挽いた後はさらに劣化が進行します。そのため、コーヒーを購入する時は、豆のまま買うのがベストです。
豆を挽く際の香りもコーヒーのうまみのひとつなので、カフェではコーヒー一杯一杯を淹れる度に挽くようにすることで、それぞれが格別の一杯となるでしょう。
焙煎(ロースト)の度合いも重要
コーヒー豆の焙煎、つまり、ローストは、コーヒーの生豆を火で煎ることで、それにより酸味や甘み、苦みなどの風味がでます。焙煎はコーヒーの味を左右すると言っても過言ではありません。
ローストは豆の色にも反映されており、浅煎りは明るく、深煎りになるにつれて色が黒く変わります。そもそもコーヒーは果実なので、本来フルーティな甘みのある酸味があります。
劣化している酸味とは違うので、是非、新鮮な酸味のある美味しいコーヒーを選び、さまざまな種類の豆を飲み比べ、お気に入りの1杯を見つけるようにしましょう。
コーヒーの淹れ方とは?
コーヒーの淹れ方には「ペーパードリップ式」、「布ドリップ式」、「サイフォン式」の3種類が一般的です。ではこの中でも一番主流のペーパードリップ式の美味しい淹れ方をご紹介しましょう。
- まずお湯を沸かします。
- ドリッパーとサーバをお湯で温めます。
- ペーパーフィルターはチャック部分に沿って底と横を互い違いに折ります。そして、ドリッパーに密着させます。
- 粉の分量の目安は、1人前10gで、出来上がりの量は120ccです。
- 1回目は、粉全体にお湯が染み込むよう、少量のお湯を全体にかけ20秒程度蒸します。
- 2回目は味が一番よくでるので、中央側から外側にむけてたっぷり注ぎます。
- 3回目からは、中央から「の」の字を描くようにお湯を注いでいきます。
- コーヒーが適量になったらサーバーを軽く振り、温めてたカップに注ぎ、完成です。
ドリップ式で淹れる場合、お湯を注ぎ始めてからでき上がりまで2分30秒から3分間で完成させるのがポイントです。
そして、抽出のとき、途中でお湯を切らさないことが美味しくいれるコツなので、すばやく淹れるようにしましょう。